本日は、企業内人材育成支援助成金の計画届を申請してきました。
この助成金は、金額が大きいことで話題になりましたが、
この3月末で終了する助成金です。(一部改正の上キャリア形成助成金に組み込まれる予定です)
滑り込みセーフの届出、という事です。
今後、計画届を認定してもらい、制度導入・実施して支給申請となります。
最終的に無事に受給できる様がんばります!
今日は、介護事業所の方と運送業の方とそれぞれお話しする機会がありました。
これら2つの業種は、人手不足で悩まれている代表的な業種です。
介護事業所は、特に夜勤スタッフを揃えるのが大変です。
お客様の介護事業所は10年以上の事業所ですが、
スタッフがベテランになるとともに年齢も上がってきました。
事業継続の為、最近は意識的にスタッフの若返りを図ってきました。
女性が多い業界という事もあり、最近、スタッフの妊娠が重なりました。
大変おめでたい話で良い事なのですが、重なった時はどうしても人のやりくりに少々慌ててしまいます。
経営者さんとしては「産前産後・育児休業を取ってぜひ復帰してほしい」と考えており
今までそういった方も数名いらっしゃいますが、今回はそうばかりではないようです。
スタッフさん自身が体調が心配で妊娠を機に退職を決意されたり、
家族のアドバイスを受けて一旦退職して育児に専念することを選ばれたり・・・選択は様々です。
もちろん各々の意思は尊重し、退職される場合は後任を探すことになります。
また、勤務を継続される場合も、重いものは持たないように、
今まで行っていた夜勤のシフトは外れて日勤に変更等々・・
必要な配慮や勤務時間帯の変更、それに伴う新たな夜勤スタッフの求人の必要が出てきます。
経営者さんもそれらの事は当然と理解され、スタッフのそれぞれの選択を応援されています。
日頃から人手不足で、苦労されるところを見ている私としては、
正直、人のやりくりが大変だろうなぁと思いますが、頑張って乗り切っていただきたいと思います。
育休復帰したスタッフさんは、今、育児と仕事の両立を頑張っていらっしゃいます。
お子さんがすくすく育った数年後には、また第一線で活躍してくれると思います。
また、退職したスタッフさんも、育児がひと段落した時に戻ってきてくれる
・・・そんなことも期待したいと思います。
運送業もドライバーさんの求人は常に出している状況の様です。
そんな中、最近は、女性ドライバーさんが活躍することも増えているようです。
これまで男性中心だった職場は、導入期は大変なこともありますが、
問題・不具合を一つ一つクリアして、女性でも働きやすい職場作りをしていただければと思います。
力で男性にかなわない女性でも働きやすい職場、
育児をしている女性でも働きやすい職場は、
シニア・障碍者・・すべての方にとっても働きやすい職場といます。
これからは、多様性の社会です。
すべての方にとって働きやすい職場、働ける場所がある事が
一億総活躍なんだろうと思います。
社労士の私としては、経営者さんの考えと従業員さんの希望、
その間をつなぐ、バランスを取る、調整するなんて事をできたら良いなと考えます。
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